7月31日~8月2日の3日間、北海道知的障がい福祉協会が主催している研修に参加してきました。
研修内容は『障がい者虐待防止・権利擁護指導者養成講座』というもので、6年程前から年1回開催されています。
ともにのスタッフも既に何名か参加しており、今年度は私が参加させていただきました。
虐待防止・権利擁護に関しては、日々の支援がそれらに沿って実践されていなければならないところです。
しかし、残念なことに厚労省の調査では虐待にあたる事案は増加傾向にあります。
虐待や人権侵害が起きる背景には、特性を理解できていないことに加え、チーム(組織)の連携や情報共有の不足等の職場環境もその要因として挙げられます。
ニュースで重大な事案を目にすると、対応したスタッフ一個人の問題として捉えられがちですが、実は色々な問題が絡み合っています。
最終日にはグループワークがありました。
日々の支援場面を想定しどのような対応が良いか検討したり、虐待防止委員会を想定しどのような活動が必要かを考えました。
今回の研修は、職場を離れ日々の支援を振り返る大切な機会でした。
職場に戻り伝達するところまでが研修に含まれていますので、そちらの方も頑張りたいと思います(^_^;)
村本