皆さんこんにちは。

 

私は学校を卒業してからずーっと対人援助職として働いてきました。支援者として心がけていることはたくさんありますが、特に大事にしていることがあります。

 

 

「自己覚知」という言葉を聞いたことがありますか?クライエントの支援を行う中で、いろいろな価値観や人生に向き合うことが求められます。その際に欠かせないのが「自己覚知」です。

 

 

「自己覚知」とは、『自分を知ること』です。自分の価値観、感情、考え方の傾向、強みや弱み、知識や技量を客観的に理解することを指します。自分の感情や先入観がクライエントに影響を及ぼすことを防ぐために自分自身を知ることは大切です。

 

 

ただ、これが苦しいんです。深く深く自分と向き合っていくと、汚くて恥ずかしい、避けたくなるところに触れなければいけない場面があります。しかも、終わりはありません。価値観は年齢を重ねたり、環境によって変わりますので、継続する必要があります。

 

 

それでも、「自己覚知」は対人援助職には必要不可欠だと考えています。

 

 

カワウチ

カテゴリー: スタッフブログ

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