指定就労移行支援事業所(平成19年4月1日指定)
目的
一般就労等への移行に向け、事業所内や企業における作業や実習をおこない、適性に合った職場探し、就労後の職場定着のための支援を行います。
定員
15名
利用期間
2年以内
主たる対象者
15歳以上の知的障がいのある方で、次の事項に該当する方。
- 自力で通所でき、身辺処理が自立していること。
- 働く意欲があり、作業に適応できること。
- 集団生活に著しい支障をおよぼす恐れのないこと。
利用日
- 月曜日〜土曜日(シフト制による利用となります)
- 午前8時30分から午後5時15分まで(月から金)
- 午前8時30分から午後0時30分まで(土)
- 休日:日曜日
日課(平日)
- 午前8時30分
- 元気体操・朝礼
- 午前8時40分
- 作業活動
- 午前10時00分
- 休憩
- 午前10時15分
- 作業活動
- 午後0時00分
- 昼食・休憩
- 午後0時55分
- ミーティング
- 午後1時00分
- 作業活動
- 午後3時00分
- 休憩
- 午後3時15分
- 作業活動
- 午後5時00分
- 後片付け・着替え・終礼
- 午後5時15分
- 帰宅
授産種目
作業内容はクリーニング(タオル・オシボリなどの洗濯、乾燥、たたみ)、清掃(デンマーク式清掃による施設内及び外部委託清掃)を主として行い、その他軽作業(スリッパの消毒、シール貼り、袋詰め等)を本人の適性、体力に合わせて行います。
工賃
授産活動における事業収入から必要経費を差し引いて、従事している利用者に工賃として分配します。
- ♦平成25年度実績
- 平均31,000円(利用時間数により変動あり)
就職までの流れ
ともにでの作業活動や集団生活をとおして、会社で働くために必要な力をつけるため、2年間で必要な訓練や準備を進めます。
一人ひとり働く力や、適性によりともにの利用期間は異なります。
ともにの作業
<作業支援、生活支援、勉強会等を通じて支援します>
- 基礎訓練期
- 社会のルールやマナーを守る
- 挨拶、言葉づかい、身なりなどの習慣
- 基礎的な体力をつける
- 集中力や持続力、協調性を身に付ける
- 仕事に対する責任感を養う
- 対人関係を築く
- その他、健康管理、金銭管理等について
- 実践的訓練期
- 本人の長所、特技をのばす
- 作業に対する応用力をつける
- 報告、連絡、相談の対応力の向上
就労にむけて準備
<具体的に就職にむけて必要なことを支援します>
職場実習(2〜4週間)
<ジョブコーチが就労にむけて支援します>
- 実習開始
- 会社のルールを覚え、守る
- 仕事を覚える
- 会社が求める仕事をする
- ジョブコーチの支援
- 通勤練習
- 実習内容を職場に確認
- 仕事の内容を教える
- 相談、助言する
- 保護者への連絡
- 職場との調整
トライアル雇用(3ヶ月)
<ジョブコーチが正式雇用にむけて支援します>
- 雇用契約
- 雇用契約(トライアル雇用)を結ぶ
- 仕事を覚える
- 会社が求める仕事をする
- ジョブコーチの支援
- 仕事の内容を教える
- 相談、助言する
- 保護者への連絡
- 職場との調整
雇用
<雇用契約の確認、職場との調整等支援します>
職場定着
<職場定期訪問、相談、助言等の支援をします>
※就労に結びつかなかったり、職場定着ができなかった場合は、再チャレンジでともにの利用が可能です。
就労実績
- ♦平成18年度
- 8名(内2名退職、再チャレンジ)
- 業種:清掃、食品加工、事務補助、介護職員補助、クリーニング
- ♦平成19年度
- 6名
- 業種:農業、倉庫内作業、リサイクル作業
- ♦平成20年度
- 10名
- 業種:郵便物仕分け、軽作業、水産加工、喫茶店業務、清掃
- ♦平成21年度
- 8名
- 業種:食品製造、木材加工補助、クリーニング、工場内作業、清掃
- ♦平成22年度
- 7名(内、1名退職)
- 業種:介護補助、喫茶店業務、食器洗浄、工場内作業、商品加工、清掃
- ♦平成23年度
- 4名
- 業種:清掃、店舗バックヤード作業、クリーニング、食器洗浄
- ♦平成24年度
- 4名(内、1名退職)
- 業種:介護補助・清掃、クリーニング
- ♦平成25年度
- 6名
- 業種:調理補助、清掃、介護補助
作業活動
- ♦クリーニング
- <たたみ>
- ♦清掃
- <清掃>
- ♦軽作業
- < スリッパ消毒 >
- <袋詰め作業>